セキュリティパッチの適用などでホストが再起動した場合、フェールオーバーが発生することがある。

フェールオーバーが発生すると多数のVMが、もう一台のHyper-Vへ移動する
フェールオーバークラスターマネージャー上では、この移動を認識しているが、Hyper-Vマネージャーでは、停止しているVMを認識しきれず、表示されなくなる。この状態では、Hyper-Vマネージャーで表示の更新を行っても改善できない。
Hyper-Vマネージャーとフェールオーバークラスターマネージャーで不整合を起こしているためSCVMMでは「サポートされないクラスター構成」扱いになり、SCVMM上で操作が出来なくなり、負荷分散も行えない。

復旧手段

フェールオーバークラスターマネージャー上でVMを起動→即シャットダウンすると、運転中VMは即座にHyper-Vマネージャーは認識してくれる。SCVMMでVMを選択して、更新すると「サポートされないクラスター構成」が解除される

「操作に失敗しました」エラーが発生することがあるが、「接続」を押してVMのコンソールを立上げ、そこの操作盤からON/OFFするとエラーもなく立ち上がり、SCVMMから「サポートされていないクラスター構成」のメッセージも消えました。

投稿者 7878m53a