SCVMM ライブラリは、ライブラリ リソースとライブラリ オブジェクトを合算しても最大 1,100 がシステム要件になります。
基本的には Hyper-V 環境で使用するファイル (iso や VHDX など) を配置する役割になります。
しかし、SCVMMでライブラリ共有を設定する際に、テンポラリフォルダやバックアップ用フォルダを含んでしまった場合、システム要件を大幅にオーバーしてしまうことがあります。
SCVMMライブラリでは、60分ごとに情報の最新化処理が実行されますが、システム要件を大幅にオーバーしている場合、最新化処理が完了せず、ライブラリ共有に追加されない事象が発生することがあります。
VMM コンピューティング ファブリックでライブラリを設定する | Microsoft Learn
Virtual Machine Manager のシステム要件 | Microsoft Learn
SCVMMライブラリに登録するのに不適切なフォルダを共有から削除します。
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■ ライブラリ共有の削除手順
1. 不要なフォルダを選択して、右クリックメニューで [削除] を実行します。
■ ライブラリ共有の再登録手順
1. ライブラリ サーバーを選択して、右クリックメニューで [ライブラリ共有の追加] を実行します。
2. ライブラリ共有から外した共有フォルダが表示されますので、チェックを入れて追加します。
※ ライブラリ共有の追加・削除では、実際の共有フォルダー内のファイルには影響を与えません。